ヤギばぁのひとりごと 〜さぬきの心をつなぐ〜
🐐テンとサン🐐~やぎ兄弟のこれから~
わが家の兄弟ヤギ、テンとサンにリング去勢を行いました。小さなゴムを精巣の根元にかけることで、やがて自然に落ち、繁殖の力を失う方法です。ヤギは4〜5ヶ月ほどで繁殖できるようになります。もしそのままにしておけば、母ヤギや姉ヤギと交わってしまう可能性があり、望まぬ繁殖を防ぐためにも必要な選択でした。
また、オスヤギは成長すると力が強く、気性も荒くなりやすいため、一頭だけ離れた場所に繋がれて過ごすことも少なくありません。けれども去勢をすることで性格は穏やかになり、群れの中で安心して暮らしていけます。仲間と一緒に草を食べ、陽だまりで眠る、そんな平和な日々を守ることができるのです。
さらに、去勢や除角をしたオスヤギは、人間にとてもよく懐くようになります。危険な角がない分安心して触れ合え、気持ちも柔らかくなって、飼い主に甘えてくる姿は本当に愛らしいものです。てんとさんもさんさんも、これからはますます人に寄り添い、家族のように心を通わせてくれるでしょう。
私たちがこの決断をしたのは、ヤギたちに一生を仲間と共に、そして人と寄り添って幸せに暮らしてほしいからです。去勢は小さな処置かもしれませんが、その先に広がる未来は、てんとさんとさんさんの笑顔でいっぱいになると信じています。




株式会社サンケア
代表 山下裕子
私たちは、香川県さぬき市で2010年から訪問介護センターとデイサービスを運営しています。
社名「サンケア」は、「我が心で介護を行う」という思いを込めて名付けました。訪問介護やデイサービスを提供する中で、だれもが「大切な時間を自分らしく生きられるようにお支えしたい」という 思いが強くなっていきました。
「今は自立していても、不安なときには誰かに見守ってほしい」そのような方からの声が、寄り添いサービス「サンラブライン」の立ち上げのきっかけです。一人一人の人生を大切に、充実した毎日を 過ごしてもらえるようサポートしていきます。一人暮らしに不安を感じている方、一人暮らしの親を心配する方、お気軽にご相談ください。