ヤギばぁのひとりごと 〜さぬきの心をつなぐ〜
ぬくもりがつなぐ笑顔
私は、定員25名、築100年の古民家を改装したデイサービスを運営しています。
朝は、利用者さま一人ひとりの目を見て、「おはようございます」とご挨拶をしています。
今朝もいつものように挨拶に回っていたとき、ある利用者さまが私にそっと手を差し出してくださいました。
その手を両手で包み、「おはようございます」と声をかけると、利用者さまはぱっと笑顔になりました。
その表情に、私の心もあたたかくなり、自然と笑顔がこぼれました。
人と人が触れ合うことの力、ぬくもりが心に届く瞬間でした。
言葉以上に「触れる」という行為が、安心や喜びを伝えてくれるのだと実感しました。
私はこの仕事を通して、人生の大先輩である利用者さまから多くのことを学ばせていただいています。
挨拶、握手、笑顔。どれもシンプルなことですが、そこに込められた思いやりが、人の心を動かすのだと思います。
この介護の仕事は、働きながらたくさんの気づきを得られる“得な仕事”です。
これからも、ぬくもりを大切に、心を込めて寄り添っていきたいと思います。

株式会社サンケア
代表 山下裕子
私たちは、香川県さぬき市で2010年から訪問介護センターとデイサービスを運営しています。
社名「サンケア」は、「我が心で介護を行う」という思いを込めて名付けました。訪問介護やデイサービスを提供する中で、だれもが「大切な時間を自分らしく生きられるようにお支えしたい」という 思いが強くなっていきました。
「今は自立していても、不安なときには誰かに見守ってほしい」そのような方からの声が、寄り添いサービス「サンラブライン」の立ち上げのきっかけです。一人一人の人生を大切に、充実した毎日を 過ごしてもらえるようサポートしていきます。一人暮らしに不安を感じている方、一人暮らしの親を心配する方、お気軽にご相談ください。