みまもりコラム
【スマホ×見守り】香川県さぬき市の高齢者向け見守りサービスの始め方
離れて暮らす親御さんのことは、いつになっても心配が尽きないものです。「元気にしているだろうか」「何か困ったことはないか」と気になっても、頻繁に連絡を入れるのはお互いに負担になってしまうかもしれません。そこでおすすめしたいのが、日常的に使うスマートフォンを活用した見守りです。
専用の機器を設置する大掛かりなものではなく、普段持ち歩くスマホを使うことで、親御さんのプライバシーを守りつつ、さりげなく安否を確認することができます。この記事では、これからスマホでの見守りを始めたい方に向けて、必要な機能の選び方から、家族で決めておくべきルールまでをわかりやすく解説していきます。まずは無理なく始められる方法を一緒に探していきましょう。
Table of Contents
スマホ見守りの基本(位置情報/SOS/服薬・予定リマインド)

スマホによる見守りは、決して「監視」することではありません。お互いの生活を邪魔することなく、万が一の時に備えるための命綱のようなものです。ここでは、高齢者の生活を支えるために、スマホが持っている基本的な3つの役割について詳しく見ていきましょう。
居場所がわかることで得られる安心感
もっとも基本的な機能といえば、GPSを活用した位置情報の確認です。ご本人が今どこにいるのかを地図上で確認できるため、万が一、道に迷ってしまったり、いつもと違う場所に長時間留まっていたりする場合にいち早く気づくことができます。常に居場所を監視するのではなく、緊急時にどこにいるかを探せる状態にしておくことが大切です。また、自宅や病院など、よく行く場所を出発・到着した際に家族へ通知が届くように設定できる機能を使うと、アプリをずっと見続ける必要がなくなり、見守る側の精神的な負担も大きく減らすことができます。
いざという時にワンタッチで助けを呼ぶ
急な体調不良や怪我、あるいは予期せぬトラブルに巻き込まれた際、複雑な操作なしで助けを呼べるSOS機能は必須です。電話帳から番号を探して発信する操作は、焦っている時には高齢者にとって非常に難しいものです。そのため、ボタンを長押しするだけ、あるいは特定のアイコンをタップするだけで、登録した家族に緊急通知と現在地が送信される仕組みを整えておく必要があります。これにより、会話ができない状況でも「何かあった」という事実を即座に家族へ伝えることができ、迅速な初期対応へとつなげることが可能になります。
薬の飲み忘れや通院予定を防ぐ通知機能
日々の生活をサポートする上で欠かせないのが、物忘れを防ぐためのリマインド機能です。高齢になると、薬を飲む時間や通院の予定をつい忘れてしまうことが増えてきます。そこで、スマホのアラームやカレンダー機能を活用し、決まった時間に音やメッセージで通知を行うように設定します。単に時間を知らせるだけでなく、画面に大きく「薬の時間です」といった文字を表示させることで、より確実に行動を促せます。こうした日常的なサポート機能を使うことは、生活リズムを整えることにもつながり、結果として健康維持にも役立つのです。
「親がスマホを使いこなせるか不安」「どのアプリが良いかわからない」など、
高齢者のスマホ活用や設定について、
LINEから気軽にご相談いただけます。
- 高齢者でも簡単なLINE設定を知りたい
- 機器を買わずに始められる方法を聞きたい
端末選びとホーム画面最適化(文字サイズ・誤操作対策)
高齢者にとって、スマホは便利な反面、操作が難しく感じられることもあります。見守りを成功させる鍵は、ご本人がストレスなく使える端末を選び、使いやすいように設定を整えてあげることです。ここでは、機種選びのポイントや、誤操作を防ぐための画面設定について解説します。
高齢者でも扱いやすい端末の特徴とは
初めてスマホを持つ場合や、操作に不安がある場合は、高齢者向けの設計がなされた機種を選ぶのが安心です。これらの端末は、着信やメールのボタンが物理的に配置されていたり、画面の文字が標準で大きく設定されていたりと、直感的に使える工夫が施されています。また、毎日充電する習慣がなくても数日間使えるような、バッテリー持ちの良い機種を選ぶことも重要です。さらに、万が一落としても壊れにくい耐衝撃性能や、汚れても洗える防水性能がついているものなら、日常のあらゆるシーンで気兼ねなく持ち歩いてもらうことができるでしょう。
見やすさを最優先した文字と画面の設定
一般的なスマホを使う場合でも、設定を変更することで格段に使いやすくなります。まずは、システム設定から文字サイズを「最大」にし、画面の表示倍率も上げておきましょう。老眼の方でも眼鏡なしで誰からの連絡かが判別できるレベルまで大きくするのがポイントです。また、画面の明るさを自動調整にするだけでなく、少し明るめに固定しておくと、屋外でも画面が見やすくなります。コントラストをはっきりさせる設定なども活用し、視覚的な情報をスムーズに受け取れるように調整してあげることで、スマホへの苦手意識を減らすことができます。
必要なものだけを残して誤操作を減らす
多機能なスマホは、画面上にたくさんのアプリが並んでおり、どれを押せばいいのか迷う原因になります。そこで、電話、メール、地図、天気など、本当によく使うアプリだけをホーム画面に残し、それ以外はフォルダにまとめるか画面から非表示にして整理しましょう。アイコンの配置を固定して動かせないように設定することも非常に有効です。指が触れた拍子にアプリが消えてしまったり、意図しない場所に移動してしまったりするトラブルを防げます。「いつもの場所にいつものボタンがある」という安心感が、継続利用への第一歩となります。
家族共有アプリとLINE通知の使い分け
見守る側にとっても、どのような手段で親御さんの状況を確認するかは重要な問題です。専用のアプリを使う方法と、普段使い慣れているメッセージアプリを使う方法には、それぞれメリットとデメリットがあります。家族のライフスタイルに合わせて、これらを上手に使い分けることが長続きの秘訣です。
詳細な記録が残る専用アプリのメリット
見守りに特化した専用アプリの最大の強みは、生活の様子を細かく、かつ自動的に記録できる点です。例えば、スマホの歩数計データと連動してその日の活動量を確認したり、スマホを手に取った回数や画面を見ていた時間をグラフ化したりすることができます。直接連絡を取らなくても、「今日は元気に動いているな」と静かに見守れるのが特徴です。また、長時間スマホの操作がない場合や、逆に深夜に長時間使用されている場合など、普段と違う動きがあった時にだけ家族へアラートを送る機能を持つものもあり、異変の早期発見に役立ちます。
気軽なメッセージアプリで安否を確認
多くの人が日常的に利用しているメッセージアプリは、導入のハードルが低いのが利点です。「おはよう」「おやすみ」といったスタンプ一つで毎日の安否確認ができるため、堅苦しい見守り感がありません。ここで重要なのが、メッセージの「既読」機能です。返信がなくても、既読がつくだけで生存確認ができるため、親御さんにとっても返信の義務感によるプレッシャーが少なくて済みます。家族グループを作っておけば、兄弟姉妹など複数の目で見守ることができるため、一人だけに負担がかかるのを防ぐこともできるでしょう。
バッテリー残量の低下を家族へ知らせる
意外と見落としがちなのが、親御さんのスマホの電池切れ問題です。連絡がつかないと思って焦っていたら、単に充電を忘れていただけだった、というケースは少なくありません。一部の見守りアプリや設定には、端末のバッテリー残量が一定以下になった際、自動的に家族へ通知を送る機能があります。「充電が切れそうだよ」と家族から声をかけてあげるきっかけになり、いざという時に電池切れで連絡が取れないという最悪の事態を回避できます。スマホが使えてこその見守りですので、この機能はぜひ活用したいポイントです。
「ウチの親にはどの設定がベスト?」と迷ったら
親御さんの機種やスマホの利用頻度をメッセージで教えていただければ、
ストレスなく続けられる最適な見守り方法をご提案いたします。
難しい操作が不要なLINE活用のコツもお教えしますので、お気軽にご連絡ください。
料金・通信プランとサポート体制

便利な見守りサービスも、毎月の費用が高額だったり、トラブル時の対応が難しかったりすると継続できません。親御さんの経済状況や、家族がどれくらいサポートできるかを考慮して、最適なプランを選ぶ必要があります。ここでは、お金の話と、困った時の相談先について整理していきましょう。
無理なく続けられる通信プランの選び方
見守り目的でスマホを持つ場合、動画を見たりゲームをしたりしないのであれば、大容量のデータプランは必要ありません。多くの通信会社では、データ通信量が少ない代わりに月額料金を抑えたプランや、シニア限定の割引プランを用意しています。通話がメインであれば、かけ放題オプションをつけることで通話料の心配をなくすのも良いでしょう。また、格安SIMと呼ばれるサービスを利用すれば、月々の支払い抑えることも可能です。必要な機能とコストのバランスを見極め、家計に負担の少ないプランを選定してください。
困った時に誰が助けてくれるかを考える
スマホを使っていると、「画面が動かなくなった」「変な表示が出た」といったトラブルはつきものです。家族が近くに住んでいればすぐに見に行けますが、遠方の場合はそうもいきません。大手通信会社であれば、全国の実店舗で対面サポートを受けられる安心感がありますが、格安SIMの場合は基本的にネットや電話での対応となります。遠隔操作で画面を見ながら教えてくれる有料サポートなどを用意している会社もあるので、家族が頻繁に対応できない場合は、こうしたプロのサポート体制が充実しているサービスを選ぶのが賢明です。
アプリの課金や追加費用の落とし穴
見守りアプリそのものにも、無料版と有料版が存在します。無料版では位置情報の更新頻度が少なかったり、過去の履歴が見られなかったりする制限があることが多いです。より精度の高い見守りを求めるなら、月額数百円程度の有料プランへの加入が必要になることもあります。また、親御さんが誤って有料のコンテンツに登録してしまわないよう、決済にはパスワードや生体認証を必須にし、勝手に課金できない設定にしておくことが重要です。毎月の通信費以外にかかる潜在的なコストについても、事前にしっかりと確認しておきましょう。
導入事例とルール作り
機器やアプリの準備ができても、それを使うのは「人」です。親子の間であっても、プライバシーへの配慮や事前の合意がなければ、見守りはうまくいきません。実際に導入してよかった事例を参考にしながら、トラブルを避けて円満に見守りを続けるための、家族間のルール作りについて考えてみましょう。
お互いが納得できるプライバシーの境界線
導入時にもっとも大切なのは、「なぜ見守りが必要か」をしっかりと話し合うことです。一方的に位置情報を検索されることを嫌がる親御さんもいます。そこで、「毎日チェックするわけではなく、連絡が取れない時だけ見る」とか、「遠出をする時だけ位置情報をオンにする」といった具体的なルールを決めましょう。監視されていると感じさせない距離感を保つことが、長期的な安心につながります。実際、この合意形成を丁寧に行った家族ほど、スマホを常に持ち歩いてくれるようになり、結果として見守りの精度が上がったという事例が多くあります。
充電と携帯を習慣化するための工夫
どれほど高機能なシステムも、スマホの電源が入っていなければ意味がありません。導入初期に多い失敗は、家にスマホを置きっぱなしにして出かけてしまうことです。これを防ぐためには、「玄関に充電器を置いて靴を履く時に必ず目に入るようにする」や、「枕元で充電して朝起きたら必ずポケットに入れる」といった生活動線に合わせた習慣作りが効果的です。最初のうちは家族がこまめに連絡を入れ、スマホを手に取る機会を増やすことで、自然と持ち歩くことが当たり前になるようサポートしてあげてください。
緊急時の役割分担と対応フローの確認
いざSOS通知が届いた時、誰がどう動くのかを決めておくことも重要です。通知を受けた本人が仕事中や運転中で対応できない可能性もあります。そのため、主に見守る人のほかに、予備の連絡先として近所に住む親戚や、兄弟姉妹も登録しておきましょう。「連絡がつかない時は、まず近所の〇〇さんに様子を見に行ってもらう」といった具体的な手順を共有しておくことで、パニックにならず冷静に対処できます。また、かかりつけ医や持病の情報を書いたメモをスマホケースに入れておくなど、アナログな対策も併用するとより安心です。
まとめ
高齢者のスマホ見守りは、最新の技術と家族の温かい気遣いが組み合わさって初めて機能するものです。最初から完璧を目指す必要はありません。まずは位置情報の確認だけ、あるいは毎朝のスタンプ交換だけといった、簡単なことから始めてみてください。
大切なのは、親御さんの「自立した生活」を尊重しながら、家族が「いつでも繋がっている」という安心感を共有することです。実際に使いながら、お互いにとって心地よい距離感やルールを見つけていきましょう。この新しい習慣が、離れて暮らす家族の絆をより深め、笑顔のある毎日を守る手助けになることを願っています。
いつもの「LINE」が、そのまま見守りツールに

「スマホの設定が難しそう」「新しいアプリを覚えるのは負担」という方には、最も身近なLINEを活用した見守りサービスが最適です。特に「サンラブライン」なら、親御さんは毎日届くメッセージにスタンプやボタンで反応するだけ。難しい操作は一切必要ありません。 使い慣れた画面だからこそ、抵抗感なく毎朝のルーティンとして定着します。まずは今あるスマホとLINEを使って、一番手軽な安心を手に入れてみませんか?ぜひ導入を検討してみてください。

株式会社サンケア
代表 山下裕子
私たちは、香川県さぬき市で2010年から訪問介護センターとデイサービスを運営しています。
社名「サンケア」は、「我が心で介護を行う」という思いを込めて名付けました。訪問介護やデイサービスを提供する中で、だれもが「大切な時間を自分らしく生きられるようにお支えしたい」という 思いが強くなっていきました。
「今は自立していても、不安なときには誰かに見守ってほしい」そのような方からの声が、寄り添いサービス「サンラブライン」の立ち上げのきっかけです。一人一人の人生を大切に、充実した毎日を 過ごしてもらえるようサポートしていきます。一人暮らしに不安を感じている方、一人暮らしの親を心配する方、お気軽にご相談ください。



