みまもりコラム
【センサー活用】香川県さぬき市の高齢者見守りサービスの選び方
離れて暮らす親御さんのことは、いつだって気がかりなものです。毎日電話をするのはお互いに負担になりますし、かといってカメラを設置するのは「監視されているようで嫌だ」と拒否反応を示す高齢者の方も少なくありません。そこで注目されているのが、カメラを使わずに「気配」を感じ取るセンサーによる見守りです。プライバシーを守りながら、生活のリズムや環境の変化をデータとして受け取ることで、程よい距離感での安心が手に入ります。この記事では、多様化するセンサーの特性を正しく理解し、それぞれの家庭環境や親御さんの健康状態にぴったり合った仕組みを作るためのポイントを解説します。最新の技術を味方につけて、安心できる暮らしを整えていきましょう。
Table of Contents
センサー種別と特性(人感/開閉/圧力/温湿度/CO2/ベッド)

見守りセンサーと一口に言っても、何を検知するかによって得意な分野がまったく異なります。それぞれのセンサーが持つ特徴を正しく理解し、どの場所に何を置けば効果的かを知ることが、安心できる仕組み作りの第一歩です。ここでは主要なセンサーの種類と、その活用法について詳しく見ていきます。
人の動きや熱を感知するセンサーの特徴
もっとも一般的に使われているのが、人の動きや熱を感知するタイプです。これらは部屋の中を移動する際の変化を捉えるため、リビングや廊下など、日常的に通る場所に設置するのが基本となります。カメラのように姿そのものを映すわけではないため、プライバシーへの配慮が十分になされている点が大きなメリットです。ただし、じっと座ってテレビを見ているような静止状態では検知しないこともあるため、設置場所や感度の設定には少し工夫が必要になります。
ドアの開け閉めや生活音で見守る仕組み
ドアや窓、家具の扉に取り付ける開閉センサーも非常に有効です。たとえば冷蔵庫の扉に設置すれば、食事の準備をしていることがわかりますし、トイレのドアならば排泄のリズムが把握できます。また、最近では室内の二酸化炭素濃度(CO2)を測ることで、そこに人がいて呼吸をしているかを確認できる高度なものも登場しています。これらは生活の動きそのものをデータ化するため、元気で暮らしているかどうかの判断材料として非常に信頼性が高いと言えます。
睡眠の状態や健康リスクを知るセンサー
布団やベッドの下に設置する圧力センサーや、寝具専用のセンサーは、睡眠の質を見守るのに適しています。夜中に何度も起き上がっていないか、あるいはベッドから離れたまま戻ってこないといった異常事態を即座に知ることができます。さらに、温湿度センサーを併用することで、夏場の熱中症リスクや冬場のヒートショックの危険性を察知することも可能です。健康状態に不安がある場合は、こうしたバイタルに近い情報を取得できる機器を選ぶのが賢明です。
「センサーの設置工事が面倒」「初期費用が高くて迷っている」という方へ。
新たな機器を買わずに、今あるスマホとLINEだけで始められる
手軽な見守りサービスについて、まずは気軽に聞いてみませんか?
- センサー不要・初期費用0円の仕組みを知りたい
- LINEでの安否確認と「人の駆けつけ」について
- 買い物やゴミ出しなど、生活の困りごとも相談したい
レイアウト設計と死角対策
センサーを導入する際は、ただ闇雲に数を増やせば良いというわけではありません。生活動線をしっかりとイメージし、必要な場所にピンポイントで配置することが重要です。ここでは、効率よく見守るための配置計画と、見落としがちな死角をなくすための工夫について解説します。
いつも居る場所と通る場所を特定する
まずは親御さんが一日の大半を過ごす場所を特定しましょう。多くの場合はリビングのソファやダイニングテーブル付近になるはずです。ここにメインとなるセンサーを配置することで、日常の安否確認の大部分はカバーできます。その上で、寝室からトイレへの移動ルートなど、必ず通る動線上にもセンサーを配置します。生活のメインステージと移動ルートを押さえることで、家の中での動きが点ではなく線でつながり、より詳細な生活状況が見えてくるようになります。
トイレや浴室などの密室リスクへの対策
高齢者の事故が多く発生するのは、実は居室よりもトイレや浴室といったプライベートな空間です。しかし、こうした場所にカメラを置くことは現実的ではありません。そこで役立つのが、プライバシーを侵害しない開閉センサーや電球一体型のセンサーです。トイレのドアが開閉された時間や、照明が点灯している時間を計測することで、中で倒れていないかを間接的に確認できます。デリケートな場所こそ、センサーの特性を活かしたさりげない見守りが求められます。
玄関の出入りと徘徊リスクへの備え
認知症の心配がある場合や、外出時のトラブルを防ぎたい場合は、玄関周りのセンサー配置が鍵となります。いつ外出したのか、そして帰宅したのかを正確に把握することで、行方不明などの重大な事故を未然に防ぐ手助けとなります。開閉センサーだけでなく、人感センサーを組み合わせることで、ドアを開けたけれど外出はしなかったのか、本当に出かけてしまったのかを判別しやすくなります。外出と帰宅のログをしっかり残すことは、家族の安心感に直結します。
誤検知を減らす閾値・時間帯ルール
センサーによる見守りで最も困るのが、頻繁に届く通知による「オオカミ少年」化です。緊急性のない通知が多すぎると、本当に危険なサインを見逃してしまいかねません。ここでは、誤報を減らし、本当に必要な情報だけを受け取るための設定ルールについて解説します。
異常と判断する時間を生活に合わせて決める
「トイレに入ってから何分以上出てこない場合に通知するか」といった時間のルール設定(閾値)は非常に重要です。短すぎれば掃除のたびに通知が来てしまいますし、長すぎれば発見が遅れます。親御さんの普段の生活スピードを考慮し、少し余裕を持たせた時間を設定するのがコツです。最初は長めに設定しておき、実際の生活ログを見ながら徐々に適切な時間に調整していくという運用が、ストレスのない見守りを続ける秘訣です。
ペットや生活家電による間違いを防ぐ工夫
室内で犬や猫を飼っている場合や、お掃除ロボットが動いている場合、低い位置にセンサーを設置すると誤検知の原因になります。センサーの角度を調整して床面を検知範囲から外したり、ペットが通らない高さに設置したりする工夫が必要です。また、エアコンの風や直射日光が当たる場所も、温度変化によって人感センサーが誤作動を起こすことがあります。設置環境による影響を考慮し、テスト期間を設けて感度を微調整することが大切です。
動かないこと自体を異常として捉える設定
見守りにおいて最も重要なのは、「動いたこと」の通知よりも、「動きがないこと」の通知です。これを「非検知通知」と呼びます。たとえば、毎朝必ず起きる時間にリビングのセンサーが反応しない、冷蔵庫が半日一度も開閉されないといった場合にアラートを出す設定です。普段通りの行動がない時にこそ危険が潜んでいる可能性が高いため、この「変化なし」を検知するルールの精度を高めることが、命を守ることにつながります。
「センサーだけで本当に安心?」と迷ったら
機械による監視だけでは、親御さんの寂しさや細かな困りごとは解決できません。
サンラブラインなら、毎日のLINE交換とスタッフによる訪問・駆けつけで、
「心の通った見守り」を低価格で実現します。まずはLINEでご相談ください。
クラウド連携・LINE通知・見守りダッシュボード

収集したデータはいかに簡単に見られるかが重要です。わざわざ専用のアプリを開かなくても、普段使っている連絡ツールで確認できれば、見守る側の負担はぐっと減ります。ここでは、現代のライフスタイルに合わせたデータの受け取り方や、情報の可視化について解説します。
普段使いのアプリで通知を受け取るメリット
専用の受信機が必要な古いタイプとは異なり、最近のサービスはスマートフォンとの連携が前提となっています。特に、多くの人が日常的に利用しているメッセージアプリ(LINEなど)に通知が届く仕組みは非常に便利です。「冷蔵庫が開きました」「今朝はまだ動きがありません」といったメッセージが、家族や友人とやり取りする感覚で届くため、構えずに自然体で見守りを継続できます。特別な操作を覚える必要がないため、家族全員で情報を共有しやすいのも利点です。
グラフで生活リズムの変化に気づく仕組み
単なる通知だけでなく、蓄積されたデータをグラフ化して見せてくれる「ダッシュボード機能」も活用したいポイントです。活動量や睡眠時間、室温の変化などが視覚的にわかるため、「最近夜中に起きることが増えたな」とか「部屋が暑すぎるのではないか」といった小さな変化に気づきやすくなります。日々のデータの積み重ねが健康管理の指標となり、離れて暮らしていても親御さんの体調変化をいち早く察知する手がかりになります。
複数人で情報共有して負担を分散する
見守りを一人だけで抱え込むのは精神的にも荷が重いものです。クラウド連携機能を持つサービスの多くは、複数のアカウントで情報を閲覧できるようになっています。兄弟姉妹や親戚など、信頼できるメンバーを招待してチームで見守ることで、「今日は兄が見てくれている」という安心感が生まれます。誰か一人に責任が集中しない仕組みを作ることは、長期にわたる介護や見守りを息切れせずに続けていくための必須条件と言えるでしょう。
費用・電池寿命・保守ポイント
導入にあたって気になるのが、初期費用や月々のコスト、そしてメンテナンスの手間です。高機能なものが必ずしも良いとは限らず、継続できる価格帯と手軽さが重要になります。ここでは、長く使い続けるための経済的な視点と、機器の管理について解説します。
最初に機器を買うか月額制で借りるか
料金体系は大きく分けて、機器を最初に買い切るパターンと、月額料金を払ってレンタルするサブスクリプション型があります。買い切り型は初期費用がかかりますが、月々の支払いは通信費のみで済む場合が多く、長く使うほどお得になります。一方、月額制は初期導入のハードルが低く、故障時のサポートが手厚い傾向にあります。使う期間やサポートの必要性を天秤にかけ、トータルコストでどちらが自分たちに合っているかを判断しましょう。
電池交換の手間とネット環境の確認
センサーの多くは電池式ですが、その寿命は機種によって数ヶ月から数年と幅があります。頻繁な電池交換は、高齢者本人にとっても、通って交換する家族にとっても負担です。省電力設計の通信方式を採用しているものなど、なるべく電池持ちの良い製品を選びましょう。また、そもそも実家にインターネット環境がない場合は、コンセントに挿すだけで通信できる機器が含まれているセットを選ぶなど、ネット回線の有無に合わせた機器選びも重要なポイントです。
故障や不具合への対応サポートを確認する
機械である以上、故障や通信エラーは避けられません。そんな時に、電話やチャットですぐに相談できる窓口があるかどうかは大きな安心材料です。特に海外製の安価な製品の場合、日本語のマニュアルが不十分だったり、サポートが機能していなかったりすることがあります。親御さんの命に関わる大切なツールですので、信頼できるサポート体制が整っているメーカーを選ぶことが、結果として安物買いの銭失いを防ぐことにつながります。
活用事例とチェックリスト
最後に、実際にどのような家庭でどのようなセンサーが役立っているのか、具体的なケースを見ていきましょう。また、数あるサービスの中から自分たちに最適なものを選ぶための最終確認リストも用意しました。これらを参考に、失敗のない選択をしてください。
元気なうちは最低限のセンサーで済ませる
まだ介護の必要がなく、活動的な親御さんの場合は、あえて見守り機能を最小限に絞るケースが増えています。たとえば「冷蔵庫の開閉センサー」や「電気のポットの使用検知」を一つだけ導入し、1日1回動きがあれば良しとするスタイルです。これなら監視されている感覚はほとんどなく、親御さんのプライドも傷つけません。元気なうちは緩やかに繋がり、何かあったら検知するというスタンスが、お互いの良好な関係を保つ秘訣です。
持病がある場合は複合的な見守りを導入する
一方で、心臓疾患や糖尿病などの持病がある場合や、転倒のリスクが高い場合は、複数のセンサーを組み合わせた手厚い見守りが推奨されます。ベッドセンサーで睡眠中の異変を監視しつつ、トイレと浴室には滞在時間を計測するセンサーを設置し、さらに室温センサーで環境管理も行います。リスクに応じた多層的な見守り網を敷くことで、万が一の発作や急変に即座に対応できる体制を整えている事例が多く見られます。
選ぶ前に確認したい必須チェックリスト
サービスを契約する前に、以下の点を確認しましょう。「親御さんの家のネット環境に対応しているか」「初期設定は素人でも簡単にできるか」「通知のルール(閾値)は自分たちで細かく変更できるか」「家族何人まで通知を受け取れるか」。そして何より、「親御さん本人がその機器の設置に納得しているか」が重要です。機能面だけでなく運用面と心理面の両方からチェックし、無理なく使い続けられるサービスを選定してください。
まとめ
センサーを活用した見守りは、離れて暮らす家族をつなぐ「デジタルの絆」です。しかし、どれほど高性能なセンサーを導入しても、機械任せにするだけでは完全とは言えません。センサーが教えてくれる「いつもと違う変化」をきっかけに、電話をかけたり会いに行ったりする、人の行動があって初めて本当の安心が生まれます。まずは手軽なセンサーひとつから始めてみてはいかがでしょうか。テクノロジーの力を借りて負担を減らしつつ、親御さんへの温かい気配りを忘れない、そんな新しい見守りの形をぜひ作ってみてください。
センサー設置不要!スマホひとつで叶う「一番かんたんな見守り」

記事では様々なセンサーをご紹介しましたが、「実家にネット環境がない」「機器の取り付けや電池交換が面倒」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。そんな方にこそおすすめなのが、スマートフォンを使った「LINE見守りサービス」です。 特に「サンラブライン」なら、新たな機器を一切購入することなく、使い慣れたスマホだけで安否確認の仕組みが整います。毎朝のメッセージに反応するだけなので、機械が苦手な親御さんでも大丈夫。まずは物理的な準備がいらない、もっとも手軽な方法から始めてみませんか?

株式会社サンケア
代表 山下裕子
私たちは、香川県さぬき市で2010年から訪問介護センターとデイサービスを運営しています。
社名「サンケア」は、「我が心で介護を行う」という思いを込めて名付けました。訪問介護やデイサービスを提供する中で、だれもが「大切な時間を自分らしく生きられるようにお支えしたい」という 思いが強くなっていきました。
「今は自立していても、不安なときには誰かに見守ってほしい」そのような方からの声が、寄り添いサービス「サンラブライン」の立ち上げのきっかけです。一人一人の人生を大切に、充実した毎日を 過ごしてもらえるようサポートしていきます。一人暮らしに不安を感じている方、一人暮らしの親を心配する方、お気軽にご相談ください。



